松岡塾第3回目に行ってきました。|高崎ハルナモ歯科||高崎市の歯医者・歯科|コープみさと店内

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松岡塾第3回目に行ってきました。|高崎ハルナモ歯科||高崎市の歯医者・歯科|コープみさと店内

松岡塾第3回目に行ってきました。

高崎ハルナモ歯科の深澤です。
2024年3月20日はお休みを頂き、松岡塾第3回目に行ってきました。
松岡塾は2月から参加している、マウスピース矯正の勉強会です。

第3回目は、矯正治療における固定、矯正臨床における検査・分析・診断に関する内容でした。
様々な矯正方法がありますが、それらは検査・分析・診断において、独自のものがあるわけではないので大きな違いはありません。
しかし、固定は、矯正方法で大きな違いがあります。
矯正において重要なことは、歯を動かすことではなく、歯を動かさないことだと言われています。どういうことかと言うと、矯正で歯を動かす際には、動かす歯と、固定源の歯を決めて動かしていきます。歯が動くと、その反作用としてどうしても固定源の歯も一緒に動いてしまいます。矯正の成功の鍵は、この固定源の歯の移動をいかに最小限にするかにかかっています。
マウスピース矯正とワイヤー矯正は、この固定源の考え方が根本的に違います。そのため、歯の移動においても得意・不得意、移動の仕方などが違ってきます。今回の講義では、この固定源の取り扱いをアドバンスな内容も含めて勉強させて頂きました。
余談にはなりますが、マスピース矯正界隈では、ICS(S)という言葉があります。これは、Invisalign、ClearCorrect、SureSmile、Sparkの頭文字を取った言葉です。これらはマウスピース矯正のシステムの名前で、各メーカーごとに素材や固定源の考え方などが違い、その結果として歯の移動様式も若干異なってきます。マウスピース矯正はまだ20年程度の歴史しかなく、認知されるようになったのもまだ10年程度しかありません。今後症例が増えていき、各社の臨床成果などが比較され、症例によっての使い分けを行っていくようになるかもしれません。

次回は4月4日に第4回目がありますので、医院をお休みさせて頂きます。御迷惑をおかけいたしますが、しっかりとフィードバックできるように頑張りたいと思います。