松岡塾第4回目に行ってきました。
2024年4月4日は医院をお休みにさせて頂き、松岡塾第4回目に行ってきました。松岡塾は2月から受講させて頂いているマウスピース矯正のセミナーです。
今回は矯正における抜歯、矯正治療目標の設定についての講義でした。マウスピース矯正はワイヤー矯正よりも、歯の後方移動や歯列全体の側方拡大を行いやすく、また歯と歯の隙間を削るIPRという手法を用いるため、抜歯が必要となることは少ないのですが、歯を並べるスペースが足らないため抜歯が必要となることがあります。
抜歯を前提としたマウスピース矯正単独での治療は、マウスピース矯正で200~300症例の臨床経験を積んでから行うべきだと言われています。
そのため抜歯が必要となるケースでは、多くの場合ワイヤー矯正単独で行うか、マウスピース矯正で始めても計画通りに歯が動かない場合はワイヤー矯正に切り替えるのが通法です。
松岡先生はマウスピース矯正の黎明期から治療を行われていて、現在までにマウスピース矯正だけで7000症例の臨床経験をもつ、矯正治療のエキスパート中のエキスパートですので、抜歯を前提としたマウスピース矯正単独での治療経験も豊富です。
今回はその豊富な臨床経験の中から、抜歯を前提とした治療を完遂するためのエッセンスをわかりやく教えて頂きました。
臨床経験が松岡先生に遠く及びませんので、先生から教えていただいた勘所やエッセンスはなかなか理解が追いつきませんが、いつか理解できるように今後も精進していきたいと思います。