YT臨床矯正セミナー基礎コースの第11回目に行ってきました。
- 2025年3月30日
- YT臨床矯正セミナー,学会・セミナー等
いつもお世話になっております。
高崎ハルナモ歯科の歯科医師 深澤です。
2月12日は医院をお休みさせて頂き、YT臨床矯正セミナーの第11回目に参加してきました。今回からブラケットの実習が始まりました。ブラケットとはワイヤー矯正のときに、歯に貼りつている金属のポッチのことです。ポッチにはスロットという、ワイヤーを通す溝が入っており、そこにワイヤーを使って歯に力を加えて歯を並べていきます。
ワイヤー矯正ではおおまかに、レベリング、スペースクロージング、バイトシーティングの3段階を経て歯を並べていきます。この内容にいく前に、まずワイヤープロトコールについて説明させてください。
ワイヤーを曲げることをベンディングといいます。矯正では、細いワイヤーから太いワイヤーへ、丸いワイヤーから四角いワイヤーへ、そして柔らかく元の形に戻るニッケルチタンのワイヤーから、固くてベンディングを行なえるステンレススチールのワイヤーへと徐々に変更していきます。具体的には、細いラウンドのニッケルチタンワイヤーから、太いラウンドのニッケルチタンへと変更してき、太い四角のニッケルチタンワイヤーに変更し、最終的には太い四角のステンレススチールのワイヤーへと変更していきます。
レベリングとは、最終的に使用する太いワイヤーをいれるために、スロットが一直線になるように歯を並べることです。
スペースクロージングとは抜歯によってできた、スペースを閉じることをいいます。最後のバイトシーティングとは別名ディテェーリングともいいます。かみ合わせを調整したり、歯の細かい並びを調整することです。
今回のセミナーでは、ブラケット装着とレベリングを行いました。.022ブラケットを普段使用しているのですが、今回の実習では.018ブラケットを使用しました。.022や.018とはブラケットのスロットのサイズのことで、大きさとしてはインチ表記になります。ちなみに、ワイヤーの大きさもインチで表記されます。普段の臨床で行っているブラケットとは違う規格なので、新鮮に感じました。ブラケットの装着位置も微妙にことなり、方法論による差異を感じられて面白かったです。
今回はレベリングまでなので、普段の方法とは大きな違いはなかったのですが、次回からは違いがもっと出てくるので非常に楽しみです。