高崎でマウスピース矯正を検討している方へ|費用・期間・リスクを歯科医師が解説
- 2026年10月1日
- 矯正歯科
「歯並びは気になるけれど、矯正は高そう」「マウスピース矯正に興味はあるが、本当に自分の歯並びで治るのか分からない」。高崎ハルナモ歯科にも、こうしたご相談をいただきます。矯正治療は自由診療(自費診療)で、期間も年単位になるため、始める前に費用と期間の見通しを持っておくことが大切です。この記事では、当院の矯正治療の費用(税込)、期間と通院回数の目安、そして知っておいていただきたいリスクを歯科医師が整理してお伝えします。
この記事の要点
- 当院のマウスピース矯正は上下顎で660,000円(税込)、ワイヤー矯正は上下顎で770,000円(税込)です。
- これに精密検査・診断料33,000円(税込)と、毎月の調整料3,300円(税込)が加わります。
- 保定装置(リテーナー)の費用は矯正治療費に含まれます。治療が終わったあとに追加でいただくことはありません。
- 歯列全体を動かす場合、期間は1年半から3年程度が目安。マウスピースは1日20時間以上の装着が必要です。
- 後戻り・歯根吸収・むし歯のリスクがあります。骨格に原因がある歯並びはマウスピース矯正では対応できないことがあります。
高崎ハルナモ歯科の矯正治療|2つの方法の違い
当院の成人矯正には、ワイヤー矯正とマウスピース矯正の2つがあります。どちらを選ぶかは、見た目の好みだけでなく、歯をどれだけ動かす必要があるかで決まります。
ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットという装置をつけ、ワイヤーの力で歯を動かします。装置が固定されているため患者様ご自身の管理に左右されにくく、幅広い歯並びに対応できます。一方で装置が見えること、歯みがきがしにくくなることがデメリットです。
マウスピース矯正は、透明なマウスピース型の装置を1〜2週間ごとに交換しながら少しずつ歯を動かします。目立ちにくく、食事と歯みがきのときは取り外せます。ただし装着時間を守れないと歯が計画どおりに動かず、また対応できる歯並びの範囲にはワイヤー矯正より限りがあります。
診療内容の全体像は矯正歯科・マウスピース矯正のページにまとめています。
費用(税込)|総額でいくらかかるのか
結論からお伝えすると、マウスピース矯正は装置代660,000円(税込)に精密検査・診断料33,000円(税込)と毎月の調整料3,300円(税込)を加えた金額になります。健康保険は適用されません。
| 項目 | 内容 | 費用(税込) |
|---|---|---|
| 精密検査・診断料 | レントゲン・セファロ撮影、歯型の採取などを行い、治療計画を立てるための費用です。最初に1回かかります | 33,000円 |
| マウスピース矯正(上下顎) | 透明なマウスピース型の装置で歯並びを整えます | 660,000円 |
| ワイヤー矯正(上下顎) | ワイヤーとブラケットで歯並びを整えます。幅広い歯並びに対応できます | 770,000円 |
| 調整料(月1回) | 装置の調整のためにご来院いただくたびにかかります | 3,300円 |
| 保定装置(リテーナー) | 治療後の後戻りを防ぐ装置 | 矯正治療費に含まれます |
矯正の費用で見落とされやすいのが、治療が終わったあとの保定装置(リテーナー)です。動かした歯は放っておくと元に戻ろうとするため、保定は治療の一部といえます。当院ではこの費用を矯正治療費に含めており、追加でいただくことはありません。
なお、むし歯や歯周病がある状態では矯正を始められません。先にその治療が必要な場合は、別途費用がかかります。お子様の矯正(1期治療)は、床矯正77,000円(税込)、プレオルソ55,000円(税込)、検査費11,000円(税込)です。すべての費用は料金表のページでご確認いただけます。
治療期間と通院回数の目安
歯列全体を動かす場合、期間は1年半から3年程度が目安です。通院は月1回程度、装置の調整のためにご来院いただきます。
部分的な改善であれば、数ヶ月から1年程度で終わることもあります。逆に、抜歯を伴う場合や動かす距離が大きい場合は長くかかります。歯が動く速さには個人差があるため、実際の見込みは精密検査のうえでお伝えします。
治療が終わったあとは保定期間に入ります。リテーナーを使って歯の位置を安定させる期間で、動かした期間と同じくらいの年数を見ておいていただくのが一般的です。ここを省くと後戻りが起こりやすくなります。
マウスピース矯正では、装置を1日20時間以上つけていただく必要があります。食事と歯みがきのとき以外は基本的につけたままです。装着時間が足りないと計画どおりに歯が動かず、治療期間が延びたり、マウスピースを作り直したりすることになります。
知っておいていただきたいリスク・副作用
矯正治療は歯を骨の中で動かす治療なので、体への影響がまったくないわけではありません。始める前に次の点をご理解ください。
- 痛み・違和感:装置をつけた直後や調整の後、数日間は歯が浮いたような感じや締めつけられる感じが出ることがあります。
- 後戻り:治療後、歯が元の位置へ戻ろうとします。保定装置を指示どおりお使いいただくことで抑えられます。
- 歯根吸収:歯を動かす過程で歯の根がわずかに短くなることがあります。
- むし歯・歯周病:装置の周りは清掃がしにくくなります。治療中は定期的なクリーニングを併用していただきます。
- 歯ぐきが下がる・歯と歯の間にすき間が見える:歯が並ぶことで、それまで重なって隠れていた部分が見えるようになる場合があります。
- 抜歯が必要になる場合がある:歯を並べるスペースが足りないとき、健康な歯を抜く判断をすることがあります。
- 適応できない歯並びがある:骨格に原因がある場合やずれが大きい場合、マウスピース矯正では対応できず、ワイヤー矯正や外科的な処置の検討が必要になることがあります。
- 計画の変更がありうる:歯の動き方によっては、途中で装置を作り直したり、期間が延びたりすることがあります。
これらは矯正治療に共通して起こりうるものです。事前の検査とカウンセリングで、ご自身の場合にどのリスクがどの程度あるかをご説明します。
どの方法が向いているかは、拝見すればお伝えできます
費用も期間も、歯並びの状態によって変わります。「矯正をするかどうか」を決める前の段階でのご相談で構いません。
WEB予約はこちら / お電話 027-393-6173(10:00〜19:00・火曜休診)
マウスピース矯正が向いている方・向いていない方
マウスピース矯正が向いているのは、動かす距離がそれほど大きくなく、装着時間を自分で管理できる方です。
向いている場合:軽度から中等度のデコボコ(叢生)、軽度のすきっ歯、以前矯正をしたが少し後戻りしてしまった、仕事や学校で装置が目立つのを避けたい、といったケースです。
慎重に検討したほうがよい場合:受け口や出っ歯のうち顎の骨格に原因があるもの、かみ合わせのずれが大きいもの、複数の歯を大きく動かす必要があるものです。また、装着時間を確保するのが難しい生活スタイルの方も、ワイヤー矯正のほうが結果的に早く終わることがあります。
どちらに当てはまるかは、レントゲンを含む検査をしてみないと分かりません。当院で実際に行った矯正の治療例は症例集に掲載しています。
お子様の矯正(1期治療)について
お子様の矯正には、6〜12歳ごろに行う1期治療と、永久歯が生え揃ってから行う2期治療があります。1期治療は歯を並べるというより、顎の成長を利用して土台を整える治療です。
当院では、取り外し式の装置で顎を広げてスペースを確保する床矯正(77,000円・税込)と、お口まわりの筋肉をトレーニングするマウスピース型の装置プレオルソ(55,000円・税込)をご用意しています。開始にあたっては検査費11,000円(税込)がかかります。
1期治療を行ったからといって、2期治療が必ず不要になるわけではありません。ただし土台が整っていると、2期治療が簡単になったり、抜歯を避けられたりすることがあります。始める時期はお子様の成長によって変わるため、気になった時点で一度ご相談ください。小児歯科のページもあわせてご覧ください。
よくあるご質問
高崎ハルナモ歯科のマウスピース矯正はいくらですか?
上下顎で660,000円(税込)です。別途、精密検査・診断料33,000円(税込)と、毎月の調整料3,300円(税込)がかかります。保定装置(リテーナー)の費用は矯正治療費に含まれており、追加でいただくことはありません。
マウスピース矯正はどのくらいの期間がかかりますか?
歯列全体を動かす場合で1年半から3年程度が目安です。部分的な改善であれば数ヶ月から1年程度で終わることもあります。歯の動き方には個人差があるため、精密検査のうえで見込みをお伝えします。
マウスピースは1日何時間つけるのですか?
1日20時間以上の装着が必要です。食事と歯みがきのとき以外は、基本的につけたままにしていただきます。装着時間が足りないと計画どおりに歯が動かず、治療期間が延びます。
ワイヤー矯正とマウスピース矯正はどちらがよいですか?
歯並びの状態によって選ぶべきものが変わります。マウスピース矯正は目立ちにくく取り外せる一方、適応できる範囲に限りがあります。骨格に原因がある場合や歯を大きく動かす必要がある場合は、ワイヤー矯正のほうが適していることがあります。
矯正治療にリスクはありますか?
あります。装置をつけた直後の痛みや違和感、歯の根が短くなる歯根吸収、装置の周りが清掃しにくくなることによるむし歯や歯周病、治療後の後戻りなどが挙げられます。後戻りは、保定装置を指示どおりお使いいただくことで抑えられます。
監修:深澤 充(ふかざわ みつる)/高崎ハルナモ歯科 院長
九州歯科大学卒業。群馬大学医学部附属病院 歯科口腔外科、前橋赤十字病院 歯科口腔外科を経て現職。
所属:日本口腔外科学会/日本舌側矯正歯科学会/JIADS CLUB/GPO矯正/SAFEインプラント/日本小児矯正研究会
高崎で矯正治療をお考えの方へ
矯正は年単位の治療です。だからこそ、費用・期間・起こりうることを分かったうえで始めていただきたいと考えています。「やるかどうか決めていないが話だけ聞きたい」という段階でも構いません。
高崎ハルナモ歯科は群馬県高崎市箕郷町のコープハルナモ内にあります。駐車場を完備し、土日も診療しています。
どの方法が向いているかは、拝見すればお伝えできます
費用も期間も、歯並びの状態によって変わります。「矯正をするかどうか」を決める前の段階でのご相談で構いません。
WEB予約はこちら / お電話 027-393-6173(10:00〜19:00・火曜休診)
関連ページ:矯正歯科・マウスピース矯正/料金表/症例集



